シロバナマンテマ

シロバナマンテマ(ナデシコ科)[白花マンテマ]

イタリアのサルディーニャ島原産の帰化植物で、江戸時代に栽培のために移入されたものが逸出したといわれている。マンテマの語源は諸説あるがわかっていない。「白花」の名がつくが、普通見られるのは淡紅色のもの。
海岸の砂地や道端などに生え、高さ30-50cmになる1~2年草。茎は全体に粗毛があり、やや横にはい、上部は直立して腺毛が混じり、べたつく。
葉は対生し無柄で、下部の葉はへら形、先は円く全縁、上部の葉は広線形で先はしだいにとがる。
花は、茎の先の一方に偏って総状につき、花柄は長さ1-4mm。花冠は直径8mmほどで白色~淡紅色。裂片は狭倒卵形で先は2裂しない。萼筒は長さ0.8-1cmの狭卵形で太い10脈があり、脈上に開出する長毛と短腺毛が並び、先に長さ2mmほどの細い5歯がつく。初め円筒形でのちに膨れて卵形となる。雄しべは10個。雌しべは1個で花柱は3個。
果実は残存する萼に包まれた蒴果で6裂する。種子は黒色で長さ0.7mm。
変種のマンテマは本種より花冠裂片が太く、色は暗赤色で白色の縁取りがある。
花期:5-6月
分布:帰化植物
撮影:2004.6.12 青森県木造町
シロバナマンテマ-2
2016.5.25 神奈川県横須賀市


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