シロヨモギ

シロヨモギ(キク科)[白蓬]

名は、ヨモギの仲間で全体に純白の綿毛を密生することによる。
日当たりのよい海岸の砂地に生える多年草で、花時のみ花茎を立て、高さ20-60cmになる。地下茎を長く伸ばして大きな群落をつくる。全体にクモ毛が密生し、群生しているものを遠くから見るとそこだけ雪のように白く見える。
葉は互生し、短茎につくロゼット葉や下部の葉は厚く、長さ3-9cmの卵形~長楕円形で2-3対に羽状中裂し、裂片の先は円みを帯びる。葉柄は長さ0.5-3cm。
花茎の先に長さ7mm、幅0.8-1cmの頭花を複総状に密集してつける。頭花は風媒花でほぼ球形で黄色の筒状花のみからなる。総苞は白い綿毛に包まれ、総苞片は4列に並ぶ。
果実は無毛で長さ3mmの狭長楕円形の痩果。
同じような環境に葉に銀白色の絹毛があるカワラヨモギが生える。
花期:8-10月
分布:北・本(茨城県・新潟県以北)
撮影:2002.9.16 青森県百石町
シロヨモギ-2
普段は白い葉を低く広げている。 2008.6.28 青森県八戸市

シロヨモギ-3
花期だけ花茎を立ち上げる。 2002.8.25 青森県八戸市

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