スズメウリ

スズメウリ(ウリ科)[雀瓜]

名は、果実がカラスウリに比べて小さいことからついたものといわれるが、カラスウリの名もスズメウリより大きいことからの命名という説もあり、どちらが先かわからない。果実をスズメの卵に見立てたともいう説もある。
水辺や湿った原野に生えるつる性の1年草で、雌雄同株。茎は針金状で長く伸び、巻きひげで他の植物に絡まる。
葉は巻きひげと対生状に互生し、長さ3-6cmの3角状卵心形で先はとがる。質は薄く縁に粗い鋸歯がある。葉柄は長さ1-3cm。
雄花、雌花とも葉腋に単生するが、枝先では雄花が総状につくことがある。花冠は白色で直径6-7mmで先が5-6深裂した鐘形。雄花は3個の雄しべが、雌花は花の下に楕円形の子房がある。
果実は直径1-2cmの球形または卵形の液果で、熟すにしたがって緑色から灰白色に変化する。果実の中に長さ6-7mmで褐色、扁平な種子が多数入っている。
秋になるとつるはカラスウリと同様に地に向かい、地下に潜って先が肥厚して新しい塊根をつくる。
花期:8-9月
分布:本・四・九・沖
撮影:2004.8.8 宮城県涌谷町
スズメウリ-2
2016.9.6 神奈川県横須賀市

スズメウリの果実
スズメウリの果実。2016.10.25 神奈川県横須賀市

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