スズサイコ

スズサイコ(キョウチクトウ科)[鈴柴胡]

名は、全体の雰囲気がセリ科のミシマサイコに似て花の蕾が丸い鈴を思わせることからついたもの。準絶滅危惧(NT)。
日当たりのよいやや乾いた草地に生える多年草で、硬くて細い茎が直立して高さ0.4-1mになる。地下に多数の細いひげ根がある。
葉はほぼ無柄で対生して斜上し、長さ6-13cm、幅0.4-1.5cmの狭披針形~線状披針形で先はとがる。質はやや厚く、無毛または表面の縁にわずかに短毛がある。
茎の先や上部の葉腋から花序を出し、集散状にまばらに花をつける。萼裂片は3角状披針形。花冠は直径1-2cm、褐色~黄褐色で車状に5深裂し、裂片は開出していかり状、無毛で長さ5-8mm。副花冠は雄しべの筒部につき、裂片は内側に著しく曲がる。雄しべは5個で葯の先に膜質の付属体がある。花は早朝に開き、日が当たると閉じる。
果実は長さ5-8cmの長披針形の袋果。種子は長さ4-5mmの卵形で翼があり、先に白毛(種髪)がある。
花期:7-8月
分布:北・本・四・九
撮影:2017.8.4 神奈川県横須賀市
スズサイコの花
副花冠は内側に曲がる。


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