タネツケバナ

タネツケバナ(アブラナ科)[種漬花]

種もみを水に漬けて、苗代の準備をするころに花が満開になるのでこの名がついたという。
水田や流水沿いに多く、畑や道端にも生える2年草または1年草で、茎は下部から多数の枝を分けて高さ10-30cmになり、まばらに毛があり、下部は暗紫色を帯びることが多い。
葉は互生し、長さ2.5-9cm。奇数羽状複葉で小葉は1-8対あり、円形~長楕円形。頂小葉が側小葉よりやや大きい。
枝先に総状花序を出し、直径3-4mmの4弁の白い十字状花を10-20個つける。花弁は長さ3-4mmの倒卵形。萼片は長さ2mmの長楕円状卵形で紫色を帯びる。雄しべは6個でうち4個が長い。雌しべは1個。
果実は長さ1-2cm、幅1mmの線形の長角果で、熟すと2裂して種子を弾き飛ばす。種子は1列に並び、長さ1mmの広卵形。
よく似ているが、道端や畑に生え、全体に毛が多く、茎が細くて直立するものをタチタネツケバナという。
山地の渓流沿いに生えるオオバタネツケバナは、全体無毛で頂小葉が側小葉よりかなり大きい。
花期:3-6月
分布:日本全土
撮影:2008.3.23 東京都国立市
タネツケバナ-2
2017.4.3 神奈川県横須賀市

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