ウマノミツバ

ウマノミツバ(セリ科)[馬の三葉]

名は若葉がミツバに似ているがまずくて食べられず、せいぜい馬に食わす程度だということからついたが、ミツバのような香りはない。
山地の林内に生え、茎は直立して上部で枝を分け高さ30-70cmになる多年草。全体ほぼ無毛。
葉は柄があって数個が互生し、3全裂して側小葉はさらに2深裂して掌状をなすことがあり、裂片は浅裂して鋸歯がある。小葉は長さ4-11cm、表面は脈に沿ってへこみしわ状になる。下部の葉は長い柄があり上部の葉の葉はしだいに小さくなり柄も短くなる。
茎頂に小散形花序を出し、目立たない小さな白い花をつける。小さな両性花が中心部に1-4個あり、その周りを10個ほどの雄花が囲む。花弁は5個で内側に曲がる。雄しべは5個、花柱は2個ある。
果実は長さ3-5mm、幅2-3mmの卵形でかぎ状の刺毛を密生し、先に針状の萼歯片がつく。
ヤマナシウマノミツバは山梨、長野県にまれに産し、茎葉は無柄で花が少ない。岩手県と長野県に隔離分布するクロバナウマノミツバは花が暗紫色で丸く集まる。別属のミツバは3小葉でしわがなく、特有の香りがある。
花期:7-9月
分布:北・本・四・九
撮影:1999.7.18 青森県八戸市
ウマノミツバ-2
花は目立たない。 2018.6.19 神奈川県藤沢市

ウマノミツバの花
花弁は内側に巻き込む。 2016.7.1 神奈川県逗子市

ウマノミツバの葉
葉は3全裂して側裂片はさらに2裂して5小葉に見える。 2018.6.19 神奈川県藤沢市

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