ウラシマソウ

ウラシマソウ(サトイモ科)[浦島草]

薄暗い林の中、蛇の鎌首のような花の中から、猛獣を操るムチのようなのものが、60cm以上も伸びている。初めて見た人は、これが植物なのかと、その奇妙な姿に度肝を抜かれることだろう。この長い糸を浦島太郎の釣り糸に見立ててこの名がある。
この仲間は地下に球茎(いも)があり、それが十分に育つまでは雄株として花粉をつくって育ち、実をつける体力がつくと雌株に性転換する不思議な植物。実を結び体力を消耗した雌株には、翌年また雄株に戻るものがあるらしい。有毒植物であるが、昔は飢饉のときに毒をさらして食用にしたといい、薬用としても利用されてきた。
花期:3-6月
分布:北(南部)・本・四・九
撮影:2008.4.30 東京都八王子市


検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。