ウシオハナツメクサ

ウシオハナツメクサ(ナデシコ科)[潮花爪草]

名は、在来のウシオツメクサよりも花が美しいことからついたものだろう。別名オオウシオツメクサという。
ヨーロッパ原産で河口や海岸の塩湿地に生える1~2年草。根元からよく分枝し、茎は地をはい、高さ5-15cmになる。全体に腺毛が生え上部ほど多くなり、触ると粘つく。
葉は対生し、長さ1-2cm、幅0.5-1mmの線形で半円柱状。多肉質で縁は腺毛が生える。先は針状にとがり上部の葉は托葉と合着する。葉柄はなく、托葉は膜質で長さ2.5-3mmの3角形、先はとがる。
茎の上部の葉腋に、直径7-8mmの基部が白く上部が紅紫色の5弁花を1個ずつつける。雄しべは3-5個、花柱は3個。萼片は長さ2-3mmの狭卵形で、基部に黒い斑点がある。花柄は長さ2-5mmで萼片の外側とともに腺毛を密生し、果時には1cmに伸びて下を向く。
果実は長さ5-6mmの蒴果で、種子は長さ0.5mmの卵形で翼はなく、淡褐色。
在来のウシオツメクサは花は白色で茎や葉はほとんど無毛。葉と托葉は合着しない。
ウスベニツメクサは茎の上部と葉にまばらに腺毛があり、花柄と萼片外面は腺毛が密生。葉と托葉は低く合着し、花弁全体が紅紫色になる。
花期:5-8月
分布:帰化植物
撮影:2008.5.1 神奈川県横須賀市
ウシオハナツメクサ-2
2008.5.1 神奈川県横須賀市

ウシオハナツメクサ-3
2019.6.4 神奈川県三浦市

ウシオハナツメクサ-4
花弁の基部は白色。 2019.6.4 神奈川県三浦市

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