ヤブジラミ

ヤブジラミ(セリ科)[藪虱]

名はやぶに生え、果実の形がシラミに似て、衣類にシラミのようにつくことからついたもの。
野や道端に生える2年草で、茎は直立し上部で分枝して高さ30-70cmになる。全体に硬い細毛が生える。
葉は互生し、長さ5-10cmの2-3回羽状複葉。小葉は卵状披針形でさらに細かく切れ込み先は尾状にとがる。葉柄の基部は鞘状となって茎を抱く。
枝先に小さな複散形花序を出し、純白で直径2-3mmの5弁花をつける。花弁の先は内側に曲がり2裂する。花序の外側の花が中心部の花より大きい。小花柄は4-10個。
果実は褐色で長さ2.5-3.5mm、卵状楕円形の分果で、上向きに曲がった短い刺が密生し、動物に付着して運ばれる。果柄は短く、長さ2-3cm。
似たような場所に生えるオヤブジラミは小花柄が2-5個と少なく、しばしば花弁や未熟な果実の縁が紫色を帯びる。果柄の長さは不揃いで、果実は一つ一つが離れてつく。ヤブジラミと同じ場所にも生えるが、ヤブジラミより花期が1-2月早い。
花期:6-8月
分布:日本全土
撮影:2016.7.5 神奈川県横須賀市

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