ヤブタバコ

ヤブタバコ(キク科)[藪煙草]

名はやぶに生え、下部の葉がしわが多くタバコの葉に似ていることからついたもの。
人家に近い林下や道端に生える1~2年草で、高さ0.3-1mの茎の先から四方に長い横枝を伸ばす。茎は太くて円い。あたかも、茎が途中で切られそこから苦し紛れに枝を四方に伸び出したような感じの草。
葉は互生し、両面に短毛が生え、裏面には多数の腺点がある。根生葉は花期には枯れていることが多い。下部の葉は長さ20-30cm、幅8-15cmの長楕円形で基部は広い翼のある柄となる。
横枝の葉腋に直径0.5-1cmの柄がない頭花を下向きに1個ずつつける。頭花は筒状花のみからなり目立たない。総苞片は瓦状に3列に並ぶ。外片は短くてとがらない。苞葉はない。
果実は長さ3-4mmの痩果。先は嘴状で粘り動物に運ばれる。冠毛はない。
葉の絞り汁は、打ち身や腫れ物に薬効があるとされ、民間薬として昔から利用されてきた。
花期:9-11月
分布:日本全土
撮影:2014.9.17 横浜市中区
ヤブタバコ-2
茎頂で成長をやめ、横枝を出す。 2016.10.4 神奈川県葉山町

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