ヤクシソウ

ヤクシソウ(キク科)[薬師草]

山野の乾燥した道端の法面や崩壊地などに生え、枝を分けて高さ0.3-1.2mになる2年草。安定した土壌では見られない。
茎は切ると白い乳液を出す。下部の葉は柄があるが上部の葉は柄がなく茎を抱く。頭花は直径1.5cmほどで10個ほどの舌状花からなり、日が差さないと花を開かず、咲き終わると下を向く。「薬師草」といえば、かつて馬の病気の治療に用いられ、薬効あらたかなフナバラソウのことを指していたが、いつのころからか本種の和名とされるようになった。ただ、薬師草の名をいただくほどの薬効がないことから、名の由来について諸説が語られることとなった。茎葉が薬師如来の光背に似ているから、薬師堂のそばで見つかったから、朝鮮での古いよび名に由来する、など多くの説があり、定説はない。
花期:8-11月
分布:北・本・四・九
撮影:2004.9.26 岩手県種市町

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