ヤマエンゴサク

ヤマエンゴサク(ケシ科)[山延胡索]

名は山に生えるエンゴサクの意。延胡索〈えんごさく〉とは、婦人科疾患や鎮痛などに薬効がある漢方薬で、この草(正確には中国産のみを指す)の塊茎を煮て日干ししたもの。
山野の林内や山間の水田のあぜ道などにまばらに生え、高さ10-20cmになる多年草。別名ササバエンゴサクという。
早春キクザキイチゲが生えているようなところによく一緒に生えているが、数はあまり多くない。花の色や葉の幅は変異が多いが、花のつけ根にある苞が切れ込むのが特徴で、よく似てより深山に生え群落をつくるオトメエンゴサクは、葉のつけ根の苞が切れ込まず、花色はヤマエンゴサクより青みが強い。また、中部以北の主として日本海側に生え全体に小型で繊細なものは、ミチノクエンゴサクとよばれる。
花期:4-5月
分布:本・四・九
撮影:1998.4.23 青森県新郷村
ヤマエンゴサク-2
2004.5.7 群馬県黒保根村

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