ヤマホトトギス

ヤマホトトギス(ユリ科)[山杜鵑草]

山野の林内や林縁に生え、高さ40-70cmになる多年草。茎に斜め下向きの毛があるが少ない。
葉は互生し、長さ10-15cm、幅3-6cmの長楕円形で先は短くとがり基部は茎を抱く。下部のものは無毛で上部のものは有毛。
茎頂に散房花序を出すのが特徴で、上向きに花をつける。花序には腺毛が多い。花被片は6個で長さ1.8-2cm、白色で紫色の斑点があるが少ない。花被片は下にくぼみ、先は上に向かって強く反り返るのもよい特徴。内花被片は狭披針形、外花被片は広披針形で幅広く外面に腺毛がある。雄しべは6個で花糸に毛状突起があり、葯は淡黄色。花柱は3深裂してさらに2裂して平開し、紫色の斑紋がある。
果実は長さ3cmの3室の蒴果。
よく似たヤマジノホトトギスは散房花序を出さず、花被片が平開するか下に向かって反り返る。また下部の葉腋からも花をつける。
ホトトギスは花被片が斜開する。
花期:7-9月
分布:北(南西部)・本(岩手県以南)・四・九
撮影:2006.9.15 東京都八王子市
ヤマホトトギス-2
花被片は下にくぼみ、先は上に向かって強く反り返る。

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