ヤマラッキョウ

ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科)[山辣韮]

名は山に生えるラッキョウの意味であり、食べられるが食用にしない。
山地の日当たりのよい草原に生える多年草で、鱗茎は狭卵形で長さ2-3cm。
葉は長さ20-50cmの円柱状で断面は鈍3角形で中空。
茎頂に球状に散形花序をつけ、多数の紅紫色の花を咲かせる。花被片と雄しべは6個で雄しべと雌しべは花外に突き出る。花被片は平開しない。
果実は5mmほどの倒卵形で種子は黒色。
なお、本州の分布を福島県以南または関東以西と書いてある図鑑がほとんどであるが、秋田県や宮城県での自生は以前から知られており、この画像も秋田県内で撮影したもの。
ヤマラッキョウに似ているが、海岸草地に生え、葉はふつう扁平で断面が中実のものがあり、タマムラサキ(ハマラッキョウ)という。
花期:9-10月
分布:本(秋田県以南)・四・九・沖
撮影:2006.9.25 秋田県


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