ヤマタツナミソウ

ヤマタツナミソウ(シソ科)[山立浪草]

山地の木陰に生え、高さ10-30cmになる多年草。茎は断面が4角形で上向きの白毛が生える。細長い地下茎を出す。
葉は長さ1-2cmの柄があって対生し、長さ1.5-4cm、幅1-3cmの卵状3角形で粗い鋸歯があり、先は鈍く基部は切形~浅い心形、両面に粗い毛がある。
茎の先の長さ3-6cmの花序に、1方向に偏って青紫色で長さ2cmほどの唇形花をまばらにつける。花序には開出する腺毛がある。萼は鐘形で唇形となる。花冠は長い筒部があって開口部は唇形。基部で直角には曲がらず、斜め上方向に突き出る。上唇は背面が膨れてかぶと状になり、下唇は3裂し上唇より長い。雄しべは4個で上唇に沿って斜上し、下側の1対はやや短い。
分果は赤褐色で長さ1-1.2mmのやや扁平な球形、円錐状の小突起が密生する。
変種のエゾタツナミソウは茎や葉はほぼ無毛、葉は卵状3角形で薄い。
他のタツナミソウの仲間は、花の基部で直角に上に向かって立ち上がる。
花期:5-6月
分布:北・本・四・九
撮影:2006.6.25 秋田県にかほ市
ヤマタツナミソウ-2
花冠は斜め上に突き出る。 2000.7.1 岩手県種市町


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