ヤセウツボ

ヤセウツボ(ハマウツボ科)[痩靭]

ハマウツボに似ているが、丈が高く細長いのでこの名がある。
ヨーロッパ~北アフリカ原産と考えられている高さ15-40cmの1年生の帰化植物で、昭和初期に千葉県で確認され、現在は本州、四国に分布を広げているといわれている。荒れ地や芝生などに生え、主にシロツメクサなどのマメ科植物の根に寄生するが、宿主はマメ科植物のほか、キク科、セリ科、ナス科など幅広い。
全体に茶褐色~黄褐色で腺毛が密生する。葉は茎の基部に多く、無柄の鱗片状で細い3角形。
茎頂の穂状花序にややまばらに唇形花をつける。萼は4深裂し、萼片の先は尾状にとがる。花冠は長さ1.2-1.5cmの唇形花で淡黄褐色。上唇は紫色を帯び、さらに紫色の筋や斑点が入る。雄しべは4個、雌しべは1個。
果実は蒴果で大量の種子をつくる。
茎や花が黄白色を帯びるものをキバナヤセウツボという。
花期:5-6月
分布:帰化植物
撮影:2011.5.6 千葉県南房総市


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