ユウガギク

ユウガギク(キク科)[柚香菊]

葉をもむとユズの香りがするのでこの名があるというが、鼻が悪いせいか、ユズの香りは感じられない。においに敏感な人にはわかるようでかすかに感じられるという。
山野の日当たりのよいやや湿った草地や道端に生える多年草で、茎はよく分枝して水平~斜め上に張り出し、高さは0.4-1.5mになる。他の草に混じって枝を広げ、あちこちでたくさんの花をつけるのでどこに本体の茎があるのかよくわからないような茂り方をする。地下茎を伸ばして殖える。
葉は互生し、中~下部の葉は長さ7-8cm、幅3-4cmの卵形~披針形で薄く、縁が3-4対に中裂する。基部はくさび形で柄はない。両面に細毛が生えており、さわると少しざらつく。
枝先に直径2.5-3.5cmの頭花をつける。頭花は周りの1列の舌状花と中心の筒状花からなる。舌状花は15個ほどあり、白色が普通だがわずかに淡紫色を帯びるものもある。筒状花は黄色。総苞は長さ4.5-5mm、総苞片は3列、外片は長さ1.5-2.5mmの線形で鈍頭、まばらに短毛がある。
果実は長さ2.5mmの倒卵形の痩果で、冠毛は長さ0.25mmとごく短く、肉眼では見えない。愛知県以西に分布するオオユウガギクは冠毛が0.5-1mmあり、肉眼ではっきりと見える。
花期:7-11月
分布:本(近畿以北)
撮影:2006.8.26 青森県三厩町
ユウガギク-2
多数の枝を分けてよく茂り、密に花をつける。 2005.10.8 青森県八戸市

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